高石市の水道、統合へ?
昨日は、大阪広域水道企業団議会の傍聴に行って来ました。「大阪府営水道」というのが昔ありましたが、2011年から「大阪広域水道企業団」になっています。「一部事務組合」という地方公共団体のひとつの形式です。そこに高石市の水道を統合する話が進んでいます。すでに大阪府内の13市町村の水道が統合されています。統合されてしまったら、高石市議会で予算や決算は勿論、工事や事故、災害対応などについての議論も出来なくなります。昨日の企業団議会は「決算議会」でしたので写真のように統合済の13市町村の決算書が出されます。ぶあつーい資料がどーん!と出ます。が、説明は一括で行われるため個々の市町村の事業がどうなっているのか、全く分かりません(資料を読み込めば分かりますが)。そして質疑もなかったため、決算審議は15分も掛からず終了していました(その後、一般質問はありました)。
水道は生活に欠かせない本当に大切なインフラです。いずれは統合に向かうにしても、高石市の水道事業は予算面でもまだゆとりはありますし、もう少し単独で運営出来るのではないか、と私は考えています。過去にも何度もブログに書いているように(こちらやこちらなど)、高石市民にとって最善の方法は何か、を考えて慎重にこの問題に取り組もうと思います。
水道に関して何より残念なのは信太山浄水場が既に廃止されてしまったことです。自然に優しく安価な水。今はやりのSDGsにピッタリ適った浄水場だったのに…(こちら)。企業団への統合を急ぐために廃止したのではないか、とすら私は思っています。
高石市民の大切な水道。しっかりと考えていきます。