給食無償化、市長が再議権(拒否権)発動し否決へ!
今日は本会議で議案採決!昨日お知らせした通り、補正予算の修正案は可決されました\(^o^)/
が!!
なんと阪口市長が「再議」に付したのです。
再議、というのは議会の出した結論が首長の政策と異なる時に「もう一度考え直して」という主旨で議会に差し戻すこと。地方自治法に規定されています。これをされると次に修正案を可決するには出席議員の三分の二以上の賛成が必要となり、ハードルが上がるのです。高石市議会の場合、10人の賛成が必要となります。
うーん!惜しい!!あと一人!!!だったんですが…
結局、市長の主張が通り補正予算の修正は出来ず、給食無償化にはなりませんでした(゚д゚)!
市長が「再議権」を行使したのは2回目。1回目も子どもに関することでした(こちら)。1回目の再議では幼稚園の保育料を値下げする修正案を可決したのに再議され否決(こちら)。「子育てナンバーワン」が聞いて呆れる再議でしたが、今回もそれに負けず劣らず酷い再議でした。
約1億円の国からのコロナ対応臨時交付金の約78%を経済対策に投入するなんて…。生活支援の視点が全く欠けています。議会が市民の為にならない予算を出したならともかく、本当に困っている多くの声を聞いているからこその修正案を、再議権と言う首長の強い拒否権限を行使してまでひっくり返した阪口市長。ほんまに子育てナンバーワンの高石市にしたいと思ってはるんやろかー?