水道勉強会Vol.2
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6日(土)は前回(こちら)に続いて2回目の水道勉強会でした。今回は岩手中部水道企業団局長として水道事業広域化を成し遂げられた菊池明敏さんを講師にお招きしました。
参加受付から講師の方への連絡、そして当日の司会進行を担当しましたが、まあ大変(゚д゚)!でも講演の内容も充実していて、質疑応答も白熱。大阪でもダウンサイジング&広域化は避けては通れないけれど、その方法が大問題、ということもよく分かりました!
大阪市が進めようとしているコンセッション方式、という16年間もの長期間の管路更新事業を民間に投げてしまう方式は何が問題か。それは長年培ってきた水道を維持する技術が「公」に残らない事です。「水は命に直結しているから、水を制する者は天下を制する」と菊池さんは仰いました。すなわちこれは「公務」として担うしかない。という認識を改めて持ちました。岩手県では統合した市や町の水道職員はいったん退職して特別地方公共団体である水道企業団のプロパーとして雇用。専門家集団として技術の承継が出来る形を整えたそうです。「歩く管路図」と言われるような、地域の管路が全て頭に入っている技術職員は地域の宝です。
人口減少が確定している中では水道のダウンサイジングは必須です。その中で最も良い形で維持管理継続できる方法を選択して頂けるよう、議員として勉強を続けます。