施設の閉鎖について

国より緊急事態宣言が発出される事態となり、ようやく高石市の各施設の閉鎖が決定・発表されました。遅すぎます。５日に市内で感染者が判明したのに、昨日６日、本日７日と、（もともと休館日だった施設を除いて）市立の屋内施設を開設したのは極めて不適切だと思います。市民の命を守るべき市長の判断が遅きに失したことは本当に残念でした。

老人福祉センターは「入浴のみ実施」とありますが、脱衣場での感染リスクはどのように回避されるのでしょうか。このような時期に入浴施設を開放することについて専門的・医学的なアドバイスは頂いているのでしょうか。専門家が了とされているとしても、入浴可能時間を延長し、１回に入浴できる人数を制限するのか。予約制にするのか。万一、感染者の利用が判明した時はどうするのか。利用者の住所氏名など記録はとるのか。このようなことは予め明示しておくべきだと思います。

いずれにしましても、ようやく高石市でも施設の閉鎖が決定されました。市民の皆様には集まったり活動したりする場所が暫く使えないという状況が続くことになります。そのような中ですが、健康維持のための散歩などは国も推奨しています。不要不急ではない外出、つまり買い物や出勤なども禁止はされていません。お一人お一人の工夫で、何とかこの苦しい時期を乗り切って頂きたいと思います。