大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

市長への申し入れ

2020年04月03日

高石市では本日なお市立体育館・図書館などが開館されています。前回(3月23日)のブログに書いた通り、周辺他市では感染拡大防止の観点から早い時期に市立の屋内施設を閉鎖しています。大阪府でも昨日の対策会議において「不特定多数が集まる屋内の集客施設は5月6日まで休館を延長」と決定しています。また大阪府立高校の同日までの休校も決定されました(高石市立小中学校については本日の午後に決定されるそうです)。

そんな中、高石市だけが感染拡大が心配される施設を開けておくことは、市民の生命・健康を守る観点から不適切だと判断し、今日は会派として申入書を提出しました。

また申入書では、最近行われた商工会議所や社会福祉協議会の集まりにおいて市長があいさつの締めくくりに「万歳」を叫んだことについても不適切であったと指摘しました。出席された方からも「日本を含め世界中で多数の方が亡くなられ、経済への打撃、収入減への大きな不安が取り沙汰される現状に対して、万歳とは何事か」とのご意見が聞かれます。本当にその通りです。

【本日市長あてに提出した申入書です】

コロナ対策が始まった当初は、私も「図書館まで閉めてしまったら休校中の子ども達の行く場所がなくなってしまう」と思っていました。でも現在の感染拡大の状況を見ると、また、専門家たちの情報発信を見ると「不特定多数が集まる屋内施設には行かず、不要不急の外出も控えること」が必要だと理解しました。なのに高石市では市が屋内に「行きたい場所」「行ってもいい場所」を作ってしまっています。桜が美しい今の時期、散歩がてら近くの桜を楽しむ程度なら外出しても良いが屋外といえども集まっての花見は危険、と京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥氏もブログで仰っています。

阪口市長には、感染拡大防止のために一刻も早く市立の屋内施設の閉鎖を決断して頂きたいです。

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