大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

教育にもっともっと予算を!

2022年10月13日

【昨日配布され回収された資料です。回収して捨てるなら頂きたい、と毎回思う。】

昨日は教育委員会定例会を傍聴。月に1回の定例会をほぼ毎回傍聴しています。昨日のメインテーマは「全国学力学習状況調査の結果の公表について」

今年4月に実施された調査の結果を公表するかどうか、について話し合われ、公表する、ということになりました。市のサイトで公開されています(こちら)。

学力だけが学校生活を測る物差しではない、と私は常に言っています。また学力向上だけが学校教育の目的ではありません。子ども達が安心して楽しい学校生活を送れることが何よりも大切。周りを信頼し、本来の自分の力を発揮できる環境整備が必要です。

たとえば間違った発言をしても笑われない。たとえば分からないことを「分かりません」と言える。たとえば小さな成功を見つけて褒めてもらえる。これらは見逃されがちですが、大切かつ難しい環境整備です。このような環境を用意できれば、人との関わり方で大切にすべきことを子ども達は学ぶでしょう。その学びこそが学校教育の目的です。結果として学力向上にも繋がるでしょう。そのためには、様々な困難を抱える子どもや家庭に、タイムリーなフォローが出来る体制が欠かせません。

例えばスクールカウンセラーの全校配置。例えば学校図書館司書の全校配置。例えば教員OBなどによる学習支援体制の充実。

国・府の予算が付くことが一番望ましいことは言うまでもありませんが、付かないなら高石市が予算を付けてでも子ども達の学習環境を向上させて頂きたい。

子ども達が幸せに育つことは、未来の社会の安定に必ず繋がります。教育への投資は社会への投資です。それをコストと考えて「削減すべきもの」と捉えることは止めて欲しい。

国にも府にも、そして市にも声を大にして伝えたいです!

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