大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

津波避難訓練

2021年11月05日

【防災スカーフです。「目が見えません」「耳が聞こえません」などの面もあります。空白の面もあるので「手話ができます」などの記入も可能】

今日は津波避難訓練でした。私は鴨公園での訓練に参加…、と言っても、続々と到着する子ども達や市民の方々の様子や体育館での展示を拝見し、社協ブースや企業ブースなどで災害対策の説明などを伺っただけでした。また、高石市では議会のグループラインがあり、警報発令時の居場所・周囲の状況・自分の状況を報告することや、避難完了時に報告することが決められていて、今日はその情報伝達訓練も行いました。

以前から議会でも発言していますが、もっと多様な避難訓練を行った方がよいと思います。避難訓練=鴨公園に行く、というのが数年繰り返されていますが、実際の避難者数は下表のとおり34,675人が想定されているのです。全員が鴨公園には入れません。

【高石市地域防災計画p.13。想定避難者数です】

さらに鴨公園の体育館(カモン高石)の収容可能避難人数は1,422人です。それに対して発災1日後の避難所への避難者数の想定は23,087人です(上記の表より)。この人々が全員鴨公園に来てしまったら、大変なことになります。貴重な避難訓練の機会に、実際に自分が避難するであろう場所に行ってみる。避難所の設営をしてみる、という訓練を是非実施して頂きたいです。

今日は本当に良いお天気で暑さも感じました。そんな中、訓練の準備に奔走して下さった職員や関係者の皆様に感謝します。ありがとうございました&お疲れさまでした。来年度以降の訓練についての工夫も宜しくお願い致します。

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