大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

国の交付金。595例目

2021年06月13日

【高石市が使える予算が2億円弱あるんですが…】

6月議会中です。明日は予算委員会。補正予算が審議されます。私は5月の臨時議会でも「コロナ禍の影響を大きく受けている市民は、一刻も早い支援を望んでいる」「国の交付金があるんだから、他市のように多彩な支援を早く市民に届けて欲しい」と強く要望しました。しかし、高石市では5月に続きこの6月議会にも国の施策への上乗せ分(3,600万円)しか計上されませんでした。非課税の子育て世帯に対する対策であり、これはこれで大変ありがたい支援ではあります。

しかし例えば泉大津市は5月の臨時議会も今回の6月議会も、国の交付金を使う多様な予算が提案されました。泉大津市民は国からの交付金の恩恵を早く受けることが出来るのです。例えば経済的困窮者への介護保険料の減免や国保料の減免、高齢者へのスマホ教室の開催、指定ゴミ袋の配布、就学援助の拡充、生理の貧困への対応として生理用品無償提供、などなど。泉大津市だけではありません。多くの市町村が既に国の交付金を市町村民の為に使うよう予算計上しているのです。何件かは報道もされていました。

翻ってなぜ阪口市長は5月だけでなく6月までも、国からの交付金の多様な使い途を予算計上しないのか。議会に示さないのか。コロナに罹患した方の家族への食糧や物資の支援、家庭内感染の防止、この困難な状況の中で出産した家庭への給付など、他市が行っている支援を高石市でも是非進めて頂きたいと強く願っています。明日の委員会でも提案してみます。

さて、10日(木)にお一人の高石市民の感染が報告されました。一日も早い快復を祈ります。週末はゼロが続いています。このまま収束して欲しい、と願います。

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