大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

市長は泰然自若で・・・

2019年12月05日

2日(月)の総務文教委員会で、市長から私の発言に対し「ヤカラ」と野次られました。このようなことをブログに書くべきかどうか3日間考えました。しかし、首長が委員会の席上で発する言葉ではないし、実態を皆様に知って頂きたいとの結論に致りましたので報告します。

発端は「市民文化会館の利用料の値上げ条例」です。現在「1人1時間500円」とされているキッズルーム(ハグッド)の利用料が「510円」になることから「条例通りに運用すると、親子で利用したら1,020円ですね」と発言したところ「そんなんヤカラやんか」という声が市長から上がりました。この録画中継の2:07:38辺りです。市長の言い分はこうです。

「(現在の条例は1人1時間500円だが)実際は親子で1時間500円で運営している。なので、それが510円になるだけ。それを1,020円というのはおかしい。」

条例は「1人1時間あたり510円」であり「親子1組1時間あたり」ではありません

たしかに条例で定めるのは「上限」なので、それ以下の金額での運営は事業者の自由です。現在は親子で1時間500円、1人こどもが増えるとプラス250円、という運用となっています。上限いっぱいではないことから、私は「余裕のある運用をしているのに、値上げする必要はないのではないか」と主張しました。

しかし、条例を文字通り解釈すると私の主張の通り2人で1,020円となります。なぜ「ヤカラ」などと言われなければならなかったのか。今でも腑に落ちません。市長も「ヤカラ」と言ったことは後の発言で認めていますし「不適切やったら訂正しますよ!」との言葉もありました(2:08:40辺り)。でも市長はもっと泰然自若に構え、野次は控えて議員の言葉に真摯に向き合って頂きたいです。

その後、委員長から暫時休憩という声があり、再開された後は教育長の答弁となりました。しかしそれも私が納得出来る内容ではありませんでした。

この日の委員会には文化会館以外にも体育館の値上げ議案、職員・特別職・議員の給与や期末手当等を上げる議案、体育館の指定管理の議案が提出されました。いずれにも理由を申し上げた上で反対しました。

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