大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

9月議会(第3回定例会)開会

2016年09月10日

市長からは19の議案が手出されました

市長からは19の議案が手出されました

臨時議会が終了した翌日が9月議会の議案発送。そして8日(木)に開会しました。初日は「平成27年度高石市教育委員会の教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検並びに評価結果報告書(このリンクは平成26年度版です)」に関する質疑を本会議場で行いました。長い題名の報告書ですが、要するに1年間で行った教育に対する評価を行い、その結果を報告する、というものです。高石市以外(堺市など)はたいてい数値目標を掲げ達成度を評価しているのですが、なぜか高石市は数値目標はなく、評価も「A」「B」・・・というもの。この件に関しては何度も「きちんと検証できるように数値目標を設定し、達成度を数値で表すように改善すべき」と指摘しているのに一向に改まりません。

また、私は議員になって以降、ほぼ毎回の教育委員会定例会(月に1回開催)を傍聴しているのですが、資料は閲覧のみで会議後に回収されてしまいます。回収後は処分するそうです。「入手したければ行政資料コーナーに置くので自分でコピーしてください」と言うのですが、例えば8月の資料は全部で76ページもありました。この時は幼稚園の廃止の案件もあったので傍聴者は33名でした。つまり76ページ×33人分=2508枚の資料が回収され処分されてしまったのです。そして私は資料コーナーでこれを1枚10円でコピーし、76枚の紙を使うのです。なぜこのようなことになるのか。教育委員会傍聴規則にも資料は配付しない、とは一言も書いていません。このことは何年も前から議会でも指摘していますが、なぜか全く善処されず。配布した方が教育委員会としても手間も掛らず、無駄も出ず、良いことだけしかないように思うのですが。

このたびの「評価結果報告」でも「教育委員会活動の推進」という評価項目に「A」が付いていたので、開かれた教育委員会と言うなら傍聴者への資料配付をしないというのは矛盾している、と指摘し、傍聴者への資料配付を強く求めました。

さらに、報告書の最終ページにある「教育委員会としての総括」が、なんと昨年度のものを全くそのまま利用した「コピーアンドペースト」(年度などの数字を変更しただけ)だったので「教育委員会としてあるまじきこと。猛省を。」と申し上げました。本当に情けない気持ちです。

そして、この報告書には「就学前教育の充実」との項目もあり、平成23年度から5年連続「A」評価です。それなのになぜ幼稚園を廃止するのか。これも教育委員会・高石市の施策の一貫性が無いことを表しているのでは、と問いました。色々お答えはありましたが、どれも納得することは出来ないものでした。

そして、2日目は・・・。項を改めて報告します。

ページのトップへ戻る