大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

朝日新聞に

2016年08月13日

朝日新聞の記事です

朝日新聞の記事です

今日の朝日新聞朝刊の堺泉州版に、高石市での幼稚園廃止の件が取り上げられました。新聞に掲載されることで、広く市民の方に知って頂けると良いのですが・・・。

これまでにも保護者の方々からメールやお電話、直接お会いしてのご相談があり「何か出来ることはないのですか」「もう決定ですか」というお声が多く寄せられます。中には高石幼稚園・羽衣幼稚園の廃園を経験された方で、高陽幼稚園・北幼稚園に下の子どもさんを通わせている方も複数いらっしゃいます。「なんで2回も廃園で振り回されるのか。高石幼稚園・羽衣幼稚園を廃園するときは、残す3園をきれいにして充実した保育を行うと約束したのに。市の言うことは信用できない。子どものことなんか何も考えていない。」との怒りの声が上がっています。中には「高石で子育てしたくない。不信感でいっぱい」「近くに幼稚園があるから引っ越してきたのに」という方も。そのような声を市はどう受け止めるのでしょうか。

以前にブログに書いたとおり第2回の検討委員会は7月16日(土)に行われたのですが、その議事録がアップされました。時間は掛りますがご一読頂けると、審議の酷さが分かって頂けると思います。私にはやっぱり結論ありきに見えました。

予定では明後日15日に検討委員会の最終回が行われ、答申が決定されます。なんと2日後の17日に教育委員会の定例会があり、そこで素早く廃園が決定されるようです。なんという段取りの良さでしょう!!!そして、噂では臨時議会が招集され、8月末までに議決を得て、9月6日発行の広報には廃園が掲載される準備があるとかないとか・・・。余りにも酷い。市の段取り優先のスケジュールではないでしょうか。高石幼稚園の廃園も実は平成23年8月の臨時議会で決定されていて、その時の北口教育総務課長の答弁が「9月の広報に間に合わせるために」というもので、驚いた覚えがあります。その時も保護者の皆さんは反対の声を上げられ、その理由は「決定が早すぎる。もっと時間をかけて保護者や子どもの声を聞いて」というものでした。今回も全く同じ構図です。

高石市は何も学ばず、同じ事を繰り返しています。

いや、学んでいるのかも知れません。市民は一時は声を上げるけど直ぐに諦める、とでも思っている可能性があります。でも、保護者の皆さんの中にその時の辛い気持ちは蓄積され高石市不信となり、市を去ることに結びついていることを私は危惧します。

「子育てナンバーワン!」という高石市のウェブサイトの言葉が虚しく感じられます。

 

 

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