大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

憲法キャラバン

2015年05月06日

笑顔でフライヤーを配ります

笑顔でフライヤーを配ります

ゴールデンウィーク中の5月3日、例年参加している憲法キャラバンに今年も参加してきました。 私の参加した大阪南部コースは和泉中央駅からスタートして泉ヶ丘駅→堺東駅→大阪駅ヨドバシカメラ前という順番。他のコースも府内各地からヨドバシ前に集合。そこで一人ずつマイクを握ってアピールしました。アピール時以外はフライヤーの配布。人通りは多いけれどなかなか受け取ってくれる方は少なく、でも笑顔で! 今年はイエスノーボードも実施し、シールを貼ってくれた若者たちとコミュニケーションをとることも出来ました。 私のアピール内容は「憲法の改正が言われています。改正のための国民投票が行われる日も遠くないかもしれません。毎日憲法のことを考えるというのは無理でも、憲法記念日をきっかけに今日から少しずつ憲法のことを考えてみて下さい。憲法は権力を持った人に好き勝手をさせないためにあるものです。中学校の社会の時間に暗記した方も多いと思いますが、前文の一番初めの言葉は「日本国民は」です。私たち日本国民は…この憲法を確定する。と書いてある。このことをとても大切に考えます。憲法なんて身近ではない、と思われるかもしれません。でも憲法で思想の自由が保障され、集会や表現の自由が保障されているから、私が今日このようにこの場に立って皆さんに訴えることも出来ています。私自身は前文や戦争放棄をうたった9条はとても大切だと考えています。1945年、終戦の年の日本人男性の平均寿命は23,9歳だったというデータもあります。そのような時代を再来させてはならないと考えます。皆さんも是非一度憲法のことを自分のこととして考えてみる機会を作って下さい」というようなものでした。 どのくらいの方に届いたかは分かりません。ただ、堺東駅前ではロースクール生だという男性が「立憲主義(憲法は権力を縛るものであるという主義)は大切なことなのに理解されていないことに危機感を持っている」と話しかけてくれたり、たぶん戦争経験者だと思われる年配の女性が立ち止まって聞いてくれ、拍手をしてくれたり、という嬉しい反応もありました。が、一方では「9条って何?」と若者に尋ねられ絶句した、との仲間からの報告もありました。 日々の忙しさにかまけて、私も憲法のことに正面から向き合う時間が多く取れている訳ではありません。でも、今後は少しずつでも周りの人と話をしていかなければ、との思いを強くした憲法の日でした。  
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