大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

さよなら羽衣幼稚園

2014年03月01日

園庭の遊具に「ありがとう」の言葉が…

園庭の遊具に「ありがとう」の言葉が…

今日は、今月末で廃園となる羽衣幼稚園のお別れイベントに参加させて頂きました。 先生方の作られた、47年前の開園当時からの様子のわかるパワーポイントを見ていて、あぁ、こんなに素晴らしい幼稚園が廃園になってしまうんだ…と残念な気持ちでいっぱいになりました。 20人の在園児の保護者のうち7人が羽衣幼稚園出身ということにも驚きました。地域に根差した幼稚園だったと改めて思います。そのお一人お一人がコメントを一言ずつ仰ったのですが、自分と同じ幼稚園に子どもが通えて嬉しかった、という声が多くありました。中には、下の子も通わせたかった、という方もおられました。 入学式が終わったらその足で隣の幼稚園に報告に行けたこと、園児さんも度々小学校に行き1年生と交流することで入学に対しての期待感が高まり不安が払しょくできたこと、など、まさに幼稚園から小学校へのスムーズな移行にモデル的な役割を果たしていた羽衣幼稚園。なぜ、廃園に…、という思いが拭えず、PTAのお母様方の歌や園児たちの歌に思わず涙してしまいました。 市長も来られて挨拶をされていましたが公務のために早々に退席されました。 平成22年から26年(各1月1日現在)の0歳~14歳までの子どもの数の変化はマイナス775人。高石市から毎年確実に子どもの数は減っています。子どもを大切にしない市は、子育て世代に見放されます。各小学校区に一つ、全部で7園あった公立幼稚園は来年度からは3園に。全部で6園あった公立保育所は来年度からは、なんと1園に。…子育てに果たす公の役割を認めない阪口伸六市長の市政運営に異論を唱えるもののその声が届くことはなく、力不足を本当に申し訳なく思います。 明後日からは平成26年度の予算の審議が始まります。音声傍聴のみですが、宜しければ傍聴にお越しください。      
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