資源化センター説明会と都計審
1月31日金曜日の午後7時より泉北環境クリーンセンターで行われた資源化センターの説明会に参加しました。多くの市民の方々も来られ、色々な質問が出ていました。
今回は「生活環境影響調査書の概要」の説明が中心で、高石市取石のし尿処理センター跡に「マテリアルリサイクル推進施設(資源化センター)」を建設するにあたっての騒音・振動・土壌調査の結果が報告されました。
騒音・振動についてはおおむね問題はない、という報告でしたが、土壌汚染については57ブロックに分けて検証した結果、砒素およびその化合物が1区画、フッ素およびその化合物が7区画、鉛およびその化合物が9区画から検出された、ということでした。土壌汚染対策制度に基づき十分な対策を講ずるとの説明に、質問が集中していました。
泉北環境施設整備組合(和泉市・泉大津市・高石市で構成される一部事務組合)の回答は、府の指示に従うが、現在の案では覆土の上、矢板などで囲っての対策を万全にする、というものでした。
この説明会のあと、2月7日金曜日には高石市都市計画審議会で報告案件としてし尿処理場の廃止と資源化センターの設置についてが取り上げられていて、そちらも傍聴に行ってきました。
資源化センターとしては平成28年4月に稼働予定、ということで、都市計画上の用途変更をするための手続きに入っていく、ということでした。
センターを作ることでプラスチックの分別を拡充する、というのは大切なことだと思いますが、今後の推移に注目していきたいと思います。