大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

スマートウェルネス!?

2012年03月08日

予算委員会もいよいよ明日で最終になりそうです。 本日、土木費の審議がありました。そこでスマートウェルネスシティ関係の南海中央線の道路工事予算についての質問をしました。スマートウェルネスシティというのは、高石市が特区に認定され「健幸」をキーワードに「歩きたくなる歩道」を整備し、歩道脇にせせらぎを作り、「市民が歩きたくなるウォーキングロード」とするプランです。今日の予算委員会で質問すると、その「せせらぎ」に7000万円を使う、ということでした。幼稚園・保育所の耐震化が先ではないか、と強く思います。 また、市民を対象に健康教室を開き、万歩計を購入してもらい、データを業者に送って健康指導をしてもらう、ということです。それにより、医療費・介護給付費を減らすことを目標にするそうです。 また、南海中央線の藤井病院前から若葉寿司のある交差点までを、土日に歩行者のみの通行とするために「ライジングボラード(自動昇降の車止)」を設置し、車の通行を止める、ということです。「そんな中途半端な距離を通行止めにしてどうするんですか」と訊くと「羽衣駅前の楽市楽座のように賑わいのある空間に」というお答え。「あれは準備に長時間を費やし、多くの人の力を寄せて出来ている行事です。毎週出来るとは思えない。」・・・と思わず言ってしまいました。 何よりの問題は「健康クラウド」といって、市民の健康に関するデータを名寄せする、ということだと考えています。この「健康クラウド」についての詳細を行政に尋ねても、要領を得ない状態です。 一般質問でも色々確認しようと思っていますが、壮大な無駄遣いだと私は思っています。おまけに健康・医療情報をデータベース化する、というようなことまで考えられているようで、これについては、参加希望者以外の一般市民についてどうなるのか、をしっかりと確認する必要があります。
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