大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

反対討論その1

2011年12月14日

12月8日(木)午後から本会議でした。 私たちは午前中からずっと本会議が開かれるのを待っていました。傍聴者の方もたくさん来られていたのに、なぜかなかなか本会議に入りません。ようやく1時から本会議が始まりました。その頃には傍聴者の方々もほとんどが帰られていました。過去に私たちも仕事を休んで保育所に関する議会の傍聴に来た時に、なぜかなかなか審議に入らず、結局、皆が帰ってから審議入りされたことを思い出しました。恣意的に開会を伸ばしたとは思いませんが、もう少しスムーズに入れなかったのか、と思います。 さて、議案第4号高石市副市長定数条例の一部を改正する条例制定、に対し、以下の反対討論をしました。 反対の理由1、今議会に提出された職員などの給与削減の効果額が1億6千百万円。副市長には最低でも1400万円が必要。効果額の9%が副市長にとられてしまうのは、どうか。近隣他市でも高石市より人口の多い泉南市・泉大津市・貝塚市でも副市長は1人。泉佐野市は条例上は2人だが、実際は1人。どこも同じ財政難・課題山積。高石市だけが副市長を二人にする根拠は見当たらない。 反対の理由2、現在の職員数も、普通会計の類似団体と比べて多い。それぞれの専門分野で頑張っている職員と一人の副市長で十分に様々な課題への対応は出来るはず。 反対の理由3、阪口市長が初当選した平成15年度に開かれた市民100人委員会では、実に83回の会議が重ねられ、有意義な答申が数多く出された。現在話題となっている健康づくりやブランド化などについても言及がある。国から副市長を呼ぶ、ではなく、自分たちの市のことは市民自らが考える方策を打ち出すべき。(この項続く)
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